『伊勢物語』の歌の下の句から、その段を探します。

［あ］

＊　ありしに勝る藤の陰かも　［９０］☆一〇一段

＊　いよいよ見まく欲しき君かな　 ［７３］☆八四段

＊　思いを点けよ干して返さん　 ［１１０］☆一二一段

［か］

＊　唐紅に水括るとは　 ［９５］☆一〇六段

＊　昨日今日とは思わざりしを　 ［１１１］☆一二五段

［た］

＊　露と答えて消えなましものを　［６］☆六段

＊　門（と）渡る船の櫂の雫か　 ［５２］☆五九段

［は］

＊　春の心は長閑けからまし　 ［７１］☆八二段

＊　はるばる来ぬるたびをしぞ思う　［９］☆九段

［み］

＊　身を知る雨は降りぞ勝れる　［９６］☆一〇七段

＊　乱れ初めにし我ならなくに　 ［１］☆一段

＊　都のつとにいざと言わましを　［１３］☆一四段

［や］

＊　山の端逃げて入れずもあらなん　 ［７１］☆八二段

＊　夢かうつつか寝てか醒めてか　［６２］☆六九段

 ［わ］

＊　我が身一つは元の身にして　 ［４］☆四段

＊　我と等しき人しなければ　 ［１１０］☆一二四段