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Top
Of The World
Compose:CARPENTER RICHARD LYNN
Lyrics:BETTIS JOHN
Artist:Carpenters
JASRAC:0T0-5607-4 TOP OF THE WORLD
曲名:世界一の私
(美艇香津 訳)
(閑話休題)
この歌は、当方の守備範囲外です。訳詩してみたら、ちょっとよかったですね。
(訳詩のポイント)
・やっぱり、2連目の歌詞に「heaven」とあって、訳すとどうしても、「天国に近い人」になってしまいます。これだと、我々は「死んじゃうの!?」と思ってしまいます。そういうことではないので、訳し方の問題です。
・4連目、風さんが登場して、「物事は同じではない」と、格言めいたことを言います。この意味は突き詰めない方がよさそうです。アポロンのご神託か何かみたいに、その言葉通りに何かが実現されるという、曖昧なまま受け取っておきましょう。
・繰り返される3、6、7連目で、「あなたの愛が私を世界の頂に...」と言っています。ここで重要なのは、「あなた」ではないです。女性は得てして「自分を世界一」と思っています。それを目いっぱい叫んでしまうのは、さすがに常識が許しませんから、「あなた」のせいにして、しおらしく、非難の声を封じ込める作戦です。もちろん、本人は、そう思ってはいません。本当に「あなたの愛があるから」と思っているのです。
(歌唱のポイント)
・繰り返される3、6、7連目の最初の「世界に、」は、前の連に続けて歌い進めます。カントリーミューッジクの気持ちよい乗りが楽しめます。これは、楽器の演奏の隙間に言葉を忍び込ませる感じです。日本語詩の場合、この手法で、英語詩との折り合いを付けることが可能になります。カレンも実際にこの隙間で何か言いたそうにしますから(小さい声で)、とても都合が良いです。
・同じことが1連目にもあって、3行目「...目にはお日様、まるで、」までを、同じ息で歌い進めます。
・ですから、思いっきり、「私は世界一」、「top of the world」、と歌い切るのがよいと思います。あんまり「あなた」を立てると、この歌のよさが少しもどかしくなります。
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Lyrics:
Top
Of The World
Take1:
Top
Of The World
Carpenters
曲名:世界一の私
(美艇香津 訳)
こんな気持ち、今
見るものは新しい、
空に雲はなく、目にはお日様、まるで、
夢かも知れない
欲しい世界が、今、
私の目の前にある、
分かってる、あなたがいるから
今までで一番、幸せ
世界に、
生きてる中で最高の私
その訳はただ1つ、
あなたがいて、愛を見つけた、もう
世界一の私
私を呼ぶ風が、
教える、同じものはない
木の葉と、そよぐ風
幸せで、うれしい
望みは1つだけ
今日が終わったら
同じ明日が二人に来ること
あなたがいれば、いい、
世界に、
生きてる中で最高の私
その訳はただ1つ、
あなたがいて、愛を見つけた、もう、
世界一の私
世界に、
生きてる中で最高の私
その訳はただ1つ、
あなたがいて、愛を見つけた、もう、
世界一の私
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